第5回海外学習のレポート 3月23日分 2年YAMさんのレポート
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スミソニアン博物館群とメトロポリタン美術館見学8日間の旅
3月23日(木) 6日目
New York セントパトリック大聖堂 ~ 市立図書館 ~ MoMAまで
①セントパトリック大聖堂
アトラスの像・・・神にそむいて、罰として地球をかつがされたという神話が残されており、1937年設置されました。
セントパトリック・・・アイルランドにキリスト教を広めた人として知られています。
このセントパトリック大聖堂の内装で一番私が感動したものは、なんといっても数多くのステンドグラスです。とっても綺麗で、いままでに見たことのないような美しさで、言葉がでないほどでした。後で調べてみると、なんと3700枚ものステンドグラスがあったようです。日本では見る事のできないスケールで、アメリカの偉大さを感じさせられました!!
②The New York Public Library(ニューヨーク市立図書館)
この市立図書館は、アスター図書館とレノックス図書館いう2つの図書館が合体して作られました。1911年、もともとあった貯水庫を壊して作られたそうです。外観には、2頭のライオンの像がおり、忍耐と不屈という意味があるそうです。中に入ってみると、真っ白な大理石に囲まれ、一見図書館には見えない内装でまるでミュージアムのようでした。ここは、Sex and The Cityのドラマのロケ地としても有名です。
Bill blass public catalog roomsは、とても落ち着いた空間で多くの本と、多くのパソコンが置かれていました。置かれているパソコンで調べてみると、私たちの先輩である、杉原千畝さんの本もこの図書館の書庫のあるとわかりました!
外観から、図書館とは思わせないほど立派な建物で、内装も細かな彫刻がなされているところこそが素晴らしい点だと感じました。
MoMA(近代美術館) The Museum of Modern Art
中に入ると、広々とした空間が広がっていました。早速、荷物を預けて見学開始です。まず、エスカレーターを上がっていくと一番はじめに目に入るのは、アンディー・ウォーホルの「キャンベルスープ缶」です。アンディー・ウォーホルがこの作品を作成した時点で、これら32種の缶はスーパーで見つけることができたそうです。1960年代からアンディー・ウォーホルは、ユニークさではなく、繰り返しという観点から絵を書くことに目覚めました。手で書くのに加えてシルクスクリーンや消しゴムなどの新たなプロセスを使い始め、このような作品が出来たようです。
次に、ピカソの「アビニョンの娘たち」という作品です。この作品は、私たちが彼女たちを見ているように彼女たちも私たちのことを見ているように見えます。カーテンの部屋の中に1人の男が入ってくるのが見えます。一番左の女性の彫刻的な体つきや、女性たちに向かって踏み出す大きな足にアルシュの男らしさを感じさせます。特徴は、キャンバスから飛び越えてくるように見えるということです。
次に、誰でも一度は写真で見た事のあるゴッホの「The starry night」です。まるで燃え上がる炎のように描かれている絵で、木々は、ゴッホの来栖・永遠・死に対する懸念、それらの異なる力を1つに結び付けているかのようです。固定された絵の中で常に動き続ける絵であると言われています。
MoMAでは日本語の解説の聞けるipadを使わせてもらえたので、1枚1枚の作品に込められたことを細かく知ることが出来ました。そのため、時間がどれだけあっても足りないくらいの美術館でした!
私が1番目をとめたのは、ジーノセビリーニの『バル・タバランのダイナミックな象形文字』です。解説に、左上にははさみにまたがる人、右には、麦わら帽子をかぶった小さな人がいるということでしたが、何度見ても麦わら帽子をかぶった人を見つけることができませんでした・・・。
それだけでなく、この絵をよく見てみると遠くからは見つけることの出来ない細かな部分を見ることができ、多くの発見をすることができました。見る人によって、見え方が違うので、ある人にはあんなものが、またある人には違ったものが見える素晴らしい絵だと感じました!
(感想)
教科書やインターネットでしか見たことのない建物や美術品を自分の目で実際に見れたということは、私にとって大きな財産となりました。百聞は一見に如かずという言葉が改めて分かったような気がします。名前と場所だけではなかなか覚えることの出来ないところも今でははっきりと、どんな場所で、どんな作品か答えることができる自信があります。
今回の海外研修は日本から出ることも初めてだった私を大きく成長させてもらいました。今後は、もっと英語力を高めてもう一度アメリカ海外に行けるようにしたいと思います!!