第10回海外学習のレポート HDTさんのレポート
参加者から提出された報告レポートです。個人名や写真の表現・配置等にオリジナルとは異なる点はご容赦ください。皆さんのレポートは下の略名をクリックして頂くとご覧いただけます。
私は、3月20日から27日までの8日間、イタリアのミラノ、フィレンツェ、ローマをめぐる研修に参加しました。今回の研修はどれも貴重な経験で、自分に多くの刺激を与えてくれ一生忘れることのない経験となりました。一生の思い出になるような貴重な経験ができたことが嬉しいです。
今回の研修の目標は何と言っても自分の目で貴重な芸術作品や建造物を見て、現地の人と接することでわかる価値観の違いを感じ、日本との違いや共通点を探すことなどを通じて、様々なことから刺激を受けて、将来の選択肢の幅を広げることと、本でしか見たことなかった芸術作品を目に焼き付けることでした。
8日間の研修で自分の中で特に印象に残った、イタリアと日本の考え方や価値観の違いや共通点についてを中心にここからは書き進めていこうと思います。
一つ目はどの美術館で感じた芸術に対する考え方の違いについてです。強く印象に残っていることは現地の学生さんなどが年代を問わず美術館に多く訪れていて貴重な芸術作品を鑑賞している点です。ガイドさんから聞いた話では、イタリアの学校ではかなり頻繫に「遠足」で美術館などに見学に行き、芸術作品を鑑賞するそうです。ここでまず日本との違いを感じました。日本でも「遠足」は小学校の時からありますがあってもせいぜい年に1、2回で行き先も小学生なら公園や動物園、水族館などが多く、中学生や高校生でも美術館に行くことはあまりありません。
イタリアと日本の遠足の頻度の違いや訪れる場所の違いを比べ、思ったことはイタリアでは小さい頃から本物の芸術に触れ、想像力を磨き表現力を豊かにし、価値観の違いを受け入れられるようになることを大切にしており、美術作品を普段の生活に生かすための教材として利用している点です。
日本はどちらかと言えば、心を癒したり、教養を身につけるために趣味で美術作品を鑑賞している人が多いように感じました。

二つ目は人との接し方、かかわり方についてです。今回の研修では現地の人と交流する機会が沢山ありました。お土産を購入するために入ったお店や食事をしようとは言ったお店、通りすがりに出会った人など多くの人と交流しました。交流を通じて感じたことはイタリア人は挨拶をとても大切にしていて、たとえお互いの言語が通じないときでも、常ににこやかに笑って英語でコミュニケーションを率先と取ろうとしてくれるイタリア人の親切さです。
特にそれを感じたのが自由行動の時でした。それまではガイドさんや添乗員さんがお店の人と話して、交渉していたので、自分達で現地の人と話す機会はほとんどありませんでした。
自由行動でレストランを決めようと話しながら歩いているとき、向かいの歩道にあるレストランのウエイターさんに声をかけられました。初めはガイドさんが言っていた「呼び込みするお店は少し警戒したほうがいい」という言葉通りに警戒していましたが、メニューを見て呼びかけは親切心からのものであると気づいてみんなで入店しました店員さんは私たちが日本人だと知ると笑顔で日本語を何とか使おうと試みてくれました。そこで私は言語の壁があっても親切に相手の意図をくみ取ろうとする行動力が大切だなと感じました。日本でも言語が通じない人に向けての多言語の案内板を用意したり、相手がどこの国の人であろうと思いやりを持って接している店がイタリアと日本の共通点ではないかと思います。
また、お土産を買うためにお店に入った時、スーパーでお土産を買った時、お会計をし終えると笑顔で「グラッチェ(ありがとう。)」と言われてこちらも笑顔で「グラッチェ」と伝えました。挨拶は日本人も大切にしており、挨拶の大切さは同じだなと感じました。


今回の研修を通して、日本とイタリアの価値観、考え方の違い、共通点を発見することで日本とほかの国の考え方や文化の違いや共通している部分に興味を持ちました。この興味をもっと突き詰めて、本当に興味のあることを学び、将来の選択肢を増やしていきたいです。
最後に、今回の研修を行って下さった財団の皆様、引率の先生方、添乗員さん、ガイドさん、研修で一緒に過ごしたメンバーの皆さん、8日間ほんとうにありがとうございました。
