第10回海外学習のレポート KTAさんのレポート
参加者から提出された報告レポートです。個人名や写真の表現・配置等にオリジナルとは異なる点はご容赦ください。皆さんのレポートは下の略名をクリックして頂くとご覧いただけます。
イタリアと日本の違い
私は今回の旅行を通してイタリアの日本と全く違う街並みや文化が最も印象に残りました。
観光で有名な先進国なだけあり日本人でも十分快適に過ごしやすい国だった一方で、普段過ごしている日本と全然違う仕組み、ルール、マナーが多く存在し驚きました。ここでは、食事や交通機関、人や町の様子などの観点から、私が感じたイタリアと日本の違いを説明します。
①食事
今回ありがたいことにほとんどの食事でフルコースといっても遜色のないものを出していただき、そこでイタリアンと和食においていくつかの違いを見つけました。まず基本的に出てくるものとして、最初にパスタ(右写真)もしくはリゾットが出てきて、これと同時にコぺルトという習慣でパン(左写真)がテーブルに運ばれます。そして次にメインの肉や魚にサラダやポテトがついてきます。そして最後にデザートでティラミスなどなど。和食との違いの中で最も顕著なことは圧倒的に炭水化物が多いことです。日本でいう懐石料理では一汁三菜が基本で炭水化物よりもおかずが重視される傾向があるのに対し、今回の食事では炭水化物が中心のコースになっていた印象があります。


②マナー
イタリアでは日本人がついやってしまいそうなルールやマナーがあることをこの一週間で知りました。
- 店に入るときは必ず挨拶をする
- 日本ではなかなか知らない人とコミュニケーションをとる機会はありませんが、イタリアは情熱の国でコミュニケーションや感情表現が活発です。挨拶をしないことは失礼にあたるそうなので、日本人は注意を払う必要があると感じました。
- 商品を勝手に触ってはいけない
- これも日本人がやりがちなことですが、商品を勝手に触るのはタブーだそうです。日本では服屋やお土産屋などで商品を自由に手に取ることができます。一方イタリアでは商品を触るとき必ず店員さんに声をかけるのがルールです。罰金になることもあるそうで、私自身やりかけることがあり次機会があった時には気を付けようと思いました。
- 食事で音を立ててはいけない
- これは有名な話かもしれませんが、パスタやスープなどを啜るなど音を立てて食べるのはマナー違反です。
- 鼻を啜らない
- 実はイタリアでは鼻を啜ってはいけません。逆に人前で鼻をかむことは失礼でも恥ずかしいことでもないそうです。私はあまり困りませんでしたが、花粉症の人たちは大変そうでした。
③交通機関
イタリアについて驚いたことは路面電車が多く走っていることです。日本でも場所によっては走っていますが、名古屋で見かけることはまずありません。次に気づいたのは道路標識の多さです。左写真でもわかる通り同じ看板も数メートルおきに立っています。また、道路が三車線になっているところがあり、真ん中はタクシーなどの商業車や居住者のみが使える道路だそうです。他にも、自転車や電動キックスケーターのシェアサービスも充実しており、多くの数が取り揃えられていました。実際に利用している人々も多く、日本より普及が進んでいることがわかりました。そして地下鉄では右写真のカードのような見た目の切符が販売されていました。駅で購入する際にはクレジットカードのみ対応していることより、キャッシュレス化が進んでいることが分かります。一回券で一律の値段のため改札を出る際には切符は必要ありませんでした。その他の点については日本と似たような制度でした。



④その他
- イタリアは日本と比べて治安が悪いので、24時間営業のコンビニはありません。
- 公衆トイレは無料ではなく有料が多いです。私は今回一度も利用しませんでしたが、基本50セント~1ユーロ程度トイレチップが必要だそうです。また、ホテルのトイレをみて驚いたことが、便器とビデのふたつに分かれたトイレ文化です。イタリアでは毎日お風呂に入らない代わりに、そのビデを利用して足元やデリケートゾーンを洗う習慣があるそうです。
- イタリアの街を歩いていて印象的だったのが、喫煙者と犬の散歩をしている人がとても多いことです。流石海外という感じでサングラスをかけているスタイルの良い方々が多い街中に新鮮さを感じるとともに、タバコの煙がやってくることが少なくありませんでした。調べてみたところ、イタリアでは18歳からアルコールとタバコの購入が可能ですが、飲酒・喫煙の最低年齢を定める法律はないそうです。屋内では全て禁煙なのに対し、歩きタバコには寛容なように感じました。また犬が多いことについて、散歩はもちろんレストランのテラス席にも犬を連れている場面を見ることが多々ありました。日本だと犬同士が向き合うとよく吠えあっているイメージがあるが、イタリアでは吠えている犬を見ることが稀で大人しくお利口な犬がほとんどだった。他にも日本よりもランニングをしている人が多いようにも感じました。
イタリア研修を通して、日本で勉強するだけでは知ることがなかったことを多く学ぶことができました。向こうで得た経験を無駄にすることなく、これからの生活に活かしていきたいです。
今回は貴重な機会を頂き本当にありがとうございました。
