イタリア2025報告集 個人6

第10回海外学習のレポート SKCさんのレポート

参加者から提出された報告レポートです。個人名や写真の表現・配置等にオリジナルとは異なる点はご容赦ください。皆さんのレポートは下の略名をクリックして頂くとご覧いただけます。


初めてはいっぱい

イタリア8日間の研修旅行に参加したことは、私にとって一生かけても忘れられない宝物のような思い出になりました。イタリアに出発する前の事前学習で、私はダンテ・アリギエーリについて、ひとりで、パワーポイントを作成して10分間、口頭で解説することになりました。正直なところ、ダンテについてこれまで全く知識がなく、大変なことになってしまった、自分がこの研修旅行に参加させてもらうのは間違いだったのではないかと悩みました。しかし、ダンテについて少しずつ調べていくうちに、大昔の偉人ではあるけれど、自分たちと同じように人を愛する純粋な心や自分の行いを振り返って反省するような、人間らしい感情を持った人なのだということがわかりました。

ダンテはイタリア文学の基礎を築いたり、神曲という壮大な作品で、多くの芸術家に影響を与えています。特に、今回の研修旅行では、ダンテの神曲から着想を得て描かれた、バチカン市国のシスティーナ礼拝堂にあるミケランジェロの作品『最後の審判』を見るのをとても楽しみにしていました。
この『最後の審判』の絵についても少しだけ調べていたので、絵が表している意味について少しだけ知識がある状態で見ることができたので、事前学習の機会があって本当に良かったと感じました。実際に目にした『最後の審判』は、想像以上に大きく壮大かつ繊細で、本物をこの目で見ることができて、とても感動しました。

私は、これまで海外の方とコミュニケーションをとるという機会が、学校の先生などと以外ではありませんでした。しかし、今回イタリアの現地でお店の方や、スーパーマーケットで商品を探していた時に教えてくれた方と簡単な英語や簡単なイタリア語で交流することが出来ました。これまで苦手であり、逃げていた英語が伝わったことで自信がつきましたし、良い経験になったと感じました。

また、イタリアでは、どの都市でもカラフルな建物が綺麗にズラっと並んでいて、どこの場所を切り取っても絵の中の世界のようで、街中を歩くだけで絵の中に入り込めた気がしてものすごく楽しかったです。たくさんの建築物を見ることができましたが、その中でも特に、ミラノのドゥオーモが印象に残りました。写真を見るだけでは分からないような大きさ、重量感があったり、実際に見てみないと分からないような小さな装飾などを見ることができ、日本にいては味わうことのできないような歴史的建物を堪能することが出来ました。次イタリアに行く時には現地で解説を聞きいて見るということだけでなく、事前にもっとたくさん調べてから行き、知っている人にしか分からないような視点でイタリア中の建物を見たいと思いました。

イタリア研修を通して、今まででは考えたこともなかった海外の遺跡や建物の建築、修復を私もしてみたいと思うようになり、将来の選択肢が増えました。夢を叶えるために今まで苦手意識を持って逃げていた英語も頑張ってみようと思います。

改めてこのような機会をくださった財団の方々や引率をしてくださった先生方、近畿ツーリストの皆様ありがとうございました。