IT2016報告集_個人10

第4回海外学習助成事業の報告集 1年 YMT さん

参加者から提出された報告レポートです。個人名や写真の表現・配置等にオリジナルとは異なる点はご容赦ください。皆さんのレポートは下の略名をクリックして頂くとご覧いただけます。
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イタリア3都市(Milano, Firenze, Roma)を巡る6泊8日の旅

はじめに

僕達12人は古代ローマやルネサンス、さまざまな芸術についての事前学習を重ね、イタリア3都市を訪れてきました。そこにはパソコンや本でしか見ることがなかった建築物や数々の芸術品があり、イタリアにいる間は夢のような時を過ごしました。
選出していただいたからには僕にしかできないようなことをしたいと思いました。僕は10年間タイのバンコクに住んでいたので、東南アジアとヨーロッパの文化の違いについて調べてみようと思いました。

 1日目

5時30分ぴったりに起き、7時45分に家を出ました。家族の中でひとりだけ口数が多く、車の中でも迷惑といっていいほどはしゃいでいました。集合時刻になり、結団式を終え、いざ出発!

イタリアは小学校の頃からずっと行きたかった国で、選出された時は涙が出るほど嬉しかったので、空港の手荷物検査の前で足の震えが止まりませんでした。
出国審査を済ませ、いよいよフライト!ドイツまでの約12時間のフライトはとても長かったです。映画を3本も見たのにまだ時間がありました。そしてドイツ・フランクフルトに着きました。フランクフルトの空港は窓の外にルフトハンザしかないくらいルフトハンザ航空の飛行機が停まっていました。それと、空港のトイレにはdysonが製造しているハンドドライヤーがありました。これは日本にはないと思い、ヨーロッパに来たことを自覚させられました。

フランクフルトからミラノまで1時間程のフライトでしたがその間に窓の外に見えたスイスの山脈や生ハムサンドイッチは忘れられません。さすが本場のハム!

ミラノ到着は夕暮れ時でした。バスに乗りレストランに移動し出されたのは、これで1人分?!と目を疑うような大きめのボールいっぱいのサラダでした。自分で塩とワインビネガーとオリーブオイルで味付けするものでしたが、慣れていなかったのでオリーブオイルが少し多かったかもしれません。少ないくらいがちょうどいいと思います。
食後、バスでホテルへ行き1日溜め込んだ疲れをとるためにいち早く支度をして寝ました。

 2日目

イタリアで過ごす初めての夜は意外とよく眠れました。そして、とてもいい目覚めで早起きできました。同室だった先輩といろいろなお話をしたり、テレビをつけてイタリアの「3分クッキング」みたいなのを見て朝から楽しかったです。とてもユーモアあふれる料理番組でした。朝ごはんはバイキング形式で、ハムやベーコンがとても美味しかったです。中でも印象的だったのは、オレンジをまるごと3~4個機械の中に入れると絞りたてのオレンジジュースが飲める機械があり、おかわりもしました。あと、ソーセージやベーコン、ハムも美味しかったです。

スフォルチェスコ城

ミラノ見学開始!イタリアの雰囲気にワクワクして上下前後左右、どこを見ても口が開きっぱなしでした。車も日本で見ないようなものばかりで車線も運転席も逆で新鮮な感情が溢れてきました。道路沿いには車間が10cmほどで駐車してありました。よくこんなふうに駐車できたなあと思いました。
バスに乗り、最初に見学したのは「スフォルチェスコ城」でした。壁にたくさんの穴があいているこの城は、ミラノのルネサンス期最大の宮殿であのレオナルド・ダ・ヴィンチも建築に携わったそうです。ここの城壁の穴は、内側に広く外側に狭くなっていて、敵を狙いやすく狙われにくいくい構造になっています。日本の城とまるで違うイタリアの城に感動しました。

「アーケード」はディズニーランドのワールドバザールのモデルになっており、LouisVuittonやCHANELなどの高級ファッションブランドが並んでいて、とても綺麗でした。アーケードの中央の床面にはモザイク画が描かれており、そこの牡牛の絵の上でかかとをつけて1回転できると再びミラノに戻ってこられるという言い伝えがあります。絶対に戻って来ようと思いました。

ドゥオモ

次は「ドゥオモ」に行きました。とにかく大きくて、135本の尖塔の先には聖人の像がありました。その中でも聖母マリアの像は金色でとても目立っていました。中に入る前に機関銃を持っている軍人の方が荷物検査をしていました。怖かったですが、イタリアの人だけでなく世界中のキリスト教信者の方々にとって大切で神聖な場であるのでこれくらいのことは仕方がないそうです。
ドゥオモの中の床はとてもでこぼこしていました。それは、赤、白、緑の大理石の中で白の大理石だけは削れやすいためそこだけへこんでいるそうです。ドゥオモの中にはパイプオルガンや日時計がありましたが最も印象的だったのはステンドグラスです。1枚だけでも1mもあるのにこれが縦に10枚もつながっていたので、すごい迫力でした。しかも、大きなステンドグラスは3面あってそれぞれの内容は「旧約聖書」、「新約聖書」、「キリストの一生」を表しているそうです。教会の中にステンドグラスがある理由は、貧しくて目が見えない(字の読めない)人にもキリスト教を伝えるためです。貧しい人にも優しくて、しかもこんなに素晴らしいステンドグラスを作るイタリアの人の心に感動しました。

ミケランジェロ広場からのフィレンツェ

ミラノに別れを告げていざフィレンツェへ!5時間のバスの旅は意外とすぐでした。途中の道にはドイツやオーストリアなど のナンバープレートをつけた車がたくさん走っていたり、IKEAがたくさんありました。イタリアののどかな風景も見られてよかったです。

フィレンツェに着いて、まず「ミケランジェロ広場」に行きました。高台からみるフィレンツェの景色はこの上なく美しかったです。とても高い場所だったので寒かったです。ホテルに着き、先輩とたわいのない話で盛り上がったり楽しい時間を過ごせました。ミラノは1日しか見学できなくて、有名な絵画レオナルド・ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」も見れなかったので、いつか必ずミラノへもう1度行きたいと思いました。

 3日目

ヴェッキオ橋

フィレンツェの雰囲気はとてもゆったりしていて屋根が同じ色の家がたくさん並んでいました。ホテルからアルノ川に沿って15分ほど歩くと「ヴェッキオ橋」が見えました。現在は橋の上に宝石店などが並んでいますが、昔は肉屋やなめし革屋があったらしく悪臭が漂っていたそうです。
そして「ウフィツィ美術館」に着きました。この美術館にある作品は全てメディチ家のコレクションでメディチ家最後のアンナという女性が残した遺言を残したため、今でもこのような形で大切に保存されています。彫刻や絵画の作品は数え切れないほどありましたが全ての作品がほぼ完全な状態で展示されていました。特に彫刻はほかの美術館に比べて綺麗な状態で残っていました。

やはり、最も人気のあった作品はボッティチェッリの「春(プリマヴェーラ)」と「ヴィーナスの誕生」でした。「春(プリマヴェーラ)」と「ヴィーナスの誕生」は同じ部屋で向かい合って展示されていたので、部屋に入るのに結構並びました。
まずは部屋に入って左側の「春(プリマヴェーラ)」を見ました。とても繊細なタッチで約45種500本の花が描かれており、実物を見ないとわからないような細かいところまで見ることができました。この絵は思っていたよりもずっと大きかったです。
次に見た「ヴィーナスの誕生」は全体的に淡い色使いでした。ヴィーナスは豊かな表情ではなかったかもしれませんが、不思議と目があった気がしたりしました。どちらの絵も中学校の教科書で見たことのある絵だったので感動しました。やっぱり本物が1番でした!画家が吹き込んだ魂がそこで生きているようでした。

その後、レオナルド・ダ・ヴィンチの「受胎告知」を見ました。左側に描かれている大天使・ガブリエルの翼は繊細かつダイナミックでとても立体的でした。遠近法やぼかしなどの技法も使われおり、他の作品とは違うオーラが出ていました。しかもこの絵は右下から見ることを想定して描かれたため、聖母マリアの右腕の長さが少し不自然に長くなっていました。
この絵画は計算しつくされて描かれていて、彼の才能だけではなく長年の努力を感じることができました。。他にもたくさんの名画を見ることができました。

そして、フィレンツェで最初の自由時間に男子4人で「パニーニ」を食べました。とても美味しかったです。「パニーニ」とはパンで具材をはさんだサンドイッチのようなイタリアの軽食で比較的安価で食べられます。ミラノで時計のベルトが壊れてしまったので思い切って,僕は時計屋に行き、赤いG-SHOCKを買いました。一生大切にします。

ドゥオモのクーポラ

フィレンツェの建築物といえば「ドゥオモ」だと思います。このドゥオモの特徴は大きなクーポラです。中に入り、クーポラに描かれていたのはキリストを中心とした天国と地獄の様子でした。「最後の審判」にとても似ている構成でした。この後に、416段の階段を上り、クーポラのてっぺんまで行きました。とてもいい眺めで、美しい夕焼けでした。

ドゥオモのクーポラ

アカデミア美術館では「ダヴィデ像」が印象的でした。思っていたよりもずっと大きくてびっくりしました。なんと5.17mもあるそうです。ミケランジェロの作品の特徴は筋肉質に仕上がるところです。ダヴィデ像も筋肉ムキムキでした。この像を見てすごいなと思った点は、片足はつま先立ちをしているところです。像はバランスが取れていないと倒れてしまいます。なので、ひとつの大理石の中からこのように2本の足で立つ像を作り出す芸術家は本当にすごいと思いました。下からではあまりよく見えませんでしたが、ダヴィデ像の瞳はハート型をしています。この理由は未だはっきりとしていませんが、キラリと瞳を輝かせているのを石像で表現したのではないかと思います。

夕食は2つに分かれて食べに行きました。僕はステーキを食べに行きました。フィレンツェはステーキの本場というだけあってとても美味しかったです。男子4人で1kgのステーキを食べました。
食後に合流して皆でスーパーに買い物に行きました。物価は日本と同じかそれより少し高いくらいでしたが、パスタはめちゃめちゃ安かったです。あと、スーパーのカートは手で押すものではなく、手で引くタイプのものでした。新しい発見ばかりの1日で皆との距離が一番深まった日だったと思います。

 4日目

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受胎告知

サンマルコ美術館は昔、修道院でした。ドメニコ派という宗派で学問による布教をしていたことで知られています。メディチ家の紋章がたくさんありました。メディチ家の紋章は、盾の上に赤い玉が5つと青い玉が1つあって、これはメディチ家の先祖が薬屋であったから丸薬を表しているという説や銀行家でもあったため分銅を表しているという説もあります。

ここで有名なのは「受胎告知」です。フラ・アンジェリコの代表作で国際ゴシック様式のアーチなどが特徴的です。ダ・ヴィンチの受胎告知は少しリアルで、多くの技法が使われていますが、アンジェリコの作品もアーチや庭、柱など当時まだ新しいものを描いていて僕はどちらの絵も好きです。
修道院だった建物なので食堂には「最後の晩餐」が描かれていました。レオナルド・ダ・ヴィンチの有名な「最後の晩餐」と構成は同じでした。ダ・ヴィンチのものの方が人物の表情や手の動きなど全体的に躍動感があって僕は好きですが、どちらも遠近法は素晴らしいものだと思います。
「カピートロ」と言われる会議室は大切な話をする部屋で、キリストと一緒に磔刑に処された2人の罪人が描かれており、左側の修道士である罪人は「あなたが神ならば私を助けてくれ!」とわめいている様子で、右側の聖人である罪人は「私もあなたと一緒に天国へ行きたい」と落ち着いている様子でした。キリストの下には骸骨があり、これは最初の人間アダムのもので死を意味しているそうです。

その後、数人でレストランに行って、「イノシシ肉のパスタ」と「タルターレ」を食べました。絶品でした。「タルターレ」とはタルタルステーキと言って生の牛肉や馬肉を粗いみじん切りにして、オリーブオイル、塩、コショウで味付けした料理です。

そして、ユーロスターに乗ってローマへ!と思いきや電車が2時間遅延していて駅のバールで時間を潰しました。前日に買っておいたトランプで大富豪をして遊びました。旅にはトラブルがつきものですが、これもまた思い出に残るので結果オーライだと思いました。本来はローマのレストランでの夕食でしたが、遅延のためレストランではなく、駅のマクドナルドでセットを頼んでユーロスターで食べました。味が日本と違い、皆日本の方が美味しいと言っていました。僕はイタリアのも美味しかったと思います。ローマについたのは7時でした。ユーロスターを降りてからは、次の日のコロッセオが楽しみで仕方ありませんでした。トラブルもありましたが最高の1日でした。

 5日目

ローマ見学1日目!張り切って早起きして朝ごはんもたくさん食べました。パイナップルジュースが信じられない程美味しくて5杯飲みました。

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現地ガイドさんは身長の高いことで僕にたくさん話しかけてくれました。ホテルからバスに乗って5分ほどでいきなりコロッセオがドーン!という感じで出てきました。あまりにも大きくてバスの中で拍手が起こりました。バスを降りて周りを見渡すと、脳がパンクしそうなくらいの光景が飛び込んできました。「コロッセオ」始め、「コンスタティヌスの凱旋門」、「フォロ・ロマーノ」が広がっていました。
コロッセオを見ると自分がまるでCGを見ているような気になりました。中に入って開いた口がふさがりませんでした。この建造物を建てたのはなんと卑弥呼よりもずっと前の人だそうです。しかも、石の重みだけで支えているらしく、素晴らしい建築技術だと思いました。

バスに乗って降りたらそこは違う国でした。そう世界で最も小さい国「バチカン市国」。国境を越えた実感は全くなかったです。

「サンタンジェロ城」は映画「天使と悪魔」で見て、絶対に行きたいと思っていたところなので見たときは感動しました。橋の奥に大きくそびえ建っていて、円形をしていました。そして、頂上には「五賢帝」のひとり、ハドリアヌスが戦車を引く像がありました。中には入りませんでしたが、外からでも十分楽しめました。

僕は事前学習で「ローマの絵画」について調べたので、「バチカン美術館」は他の美術館とは思い入れが違いました。本やパソコンの画面でしか見ることのなかった絵が目の前に現れて心臓がバクバクして少し苦しくなってしまいました。

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特に「アテネの学堂」を見たときのオーラは忘れられません。署名の間に入って振り返るとそこにはピタゴラスがいました。中央にはアリストテレスとプラトン、右端にはラファエロが描かれていました。僕は絵の中のラファエロと目が合いました。

システィーナ礼拝堂に入る前から体がふわふわし始めて、ちょっと不思議な気分になりました。船の上に乗っているような体験でした。中に入ると、一気に血の気が引いて空間の美に圧倒されました。双眼鏡で絵を見る人もいましたが、僕はこの「最後の審判」がとても立体的に見えました。それは空間としてこの絵をとらえていたからで、ミケランジェロは最後の審判だけでなく、天井画の「天地創造」や壁画も含め絵としてではなく空間として僕たちにこの雰囲気を感じ取ってもらいたかったのでないかと思います。波打つようなこのオーラも前方だけではなく四方八方から来ている気がしました。

外に出るとそこは「サンピエトロ大聖堂」でした。サンピエトロというのは聖ペテロという意味で地下には聖ペテロのお墓があるそうです。中に入ると右手に「ピエタ」がありました。息子イエスが殺され嘆き悲しむ聖母マリアの表情は見事に表現されていて見る人の心を打ちました。僕もこの作品を見て心を打たれました。
大きな十字架や「キリストの変容」のレプリカがあり、とてもすごい空間にいることを実感しました。「サンピエトロ広場」には372本の柱が4列になっていて、1点から見ると全て重なって見えました。ここも映画「天使と悪魔」で見たのでトム・ハンクスが撮影した所にいるなんて信じられませんでした。

一度、夕食にハンバーガーを買ってホテルに戻り、着替えてオペラ座でオペラを見ました。演目は「ベンヴェヌート・チェッリーニ」でとても盛り上がりました。オーケストラが舞台の下まで広がっていて迫力のある演奏でした。オペラ歌手の方々の歌は3階席の僕たちの腹まで震わせる声量で歌っていました。終演すると皆「ブラボー!」と言って拍手していました。忘れられない思い出になりました。

6日目

見学最終日が来ました。「まだ帰りたくない!」と皆は嘆いていました。やはり朝食のパイナップルジュースはイタリアで飲んだ飲み物の中で一番美味しかったです。この日も4杯飲みました。

初めてイタリアの公共交通機関を使いました。まず、「テルミニ駅」から「コロッセオ駅」まで地下鉄に乗りました。地下鉄にはスリがたくさんいるので気をつけるように現地ガイドさんに言われました。ガチガチに警戒して駅に着きました。
コロッセオの隣を通って「フォロ・ロマーノ」に行きました。ローマの始まりの丘にも登り広大な遺跡を一望しました。ローマ建国神話を勉強していったのでガイドさんの話していることが分かって楽しかったです。

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バス停に行き、いたって普通のバスが来ました。ガイドさんが、バスに乗る時、真剣な顔で気をつけるようにとおっしゃっていましたが、あまりよくわかりませんでした。次の瞬間、とてつもない揺れと騒音とスピードで走りだしました。まるでアトラクションや絶叫マシンのようでした。バスを降りてから少し歩いて着いたのは「トレヴィの泉」でした。中学1年生の頃から行きたくてたまらなかった場所 だったので一番興奮しました。中央には僕の一番好きな神「ポセイドン(ネプチューン)」がいて、真っ白な建物を背景に透き通った美しい泉が広がっていました。 トレヴィの泉の前のカフェの地下でPOMPIイチゴのティラミスを食べました。とても甘くて甘党の僕にはたまらなかったです。 その後、スペイン階段に行きましたが工事中だったため登ることはできませんでした。

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「パンテオン」は5賢帝のうちの一人ハドリアヌス帝が再建しました。正面には太く長い柱が並んでいたがこれには継ぎ目がありません。つまり、1本の石から作られた柱だそうです。中には入り見上げると大きな半球の中央には吹き抜けが作ってありました。この建物の中には大きな球体がすっぽりと入るくらい精密にできているそうです。ラファエロのお墓もありました。天井にはたくさんの凹みがあり、これのおかげでたくさんの人が中で話しても音がクリアに聞こえるそうです。改めて、ローマの建築技術はすごいと思いました。

地下鉄で「テルミニ駅」に戻ってホテルで休憩したあとスーパーに行きました。たくさんお土産を買って帰りました。イースターだったのでイースターエッグの形のチョコレートがたくさん売っていて、大量に買いました。夕食は「カルボナーラ」と「ステーキ」と「ジェラート」でした。とても豪華な食事で最高でした。夕食後、ガラス製品のお店やお土産屋さんに行って、男子4人でお揃いのブルゾンを買いました。

7日目・8日目

すごく寂しい。朝の空港に向かうバスではこれまでのイタリアの思い出を振り返っていました。出国審査を終えて免税店で残ったお金を使って赤いアディダスの名前入りのパーカーを買いました。イタリアからドイツの1時間とドイツから日本までの11時間はずっと寝ていました。案の定、機内食は食べていません。本当に楽しかったのでいつかまたこのメンバーで旅をしたいと思いました。

感想

今回、”第4回海外学習助成事業「イタリア3都市(Mirano,Firenze,Roma)を巡る6泊8日の旅」”に参加させていただいて、まずいろんな人に感謝しなければいけないなと思います。お金を出してくださった財団の方、イタリアで僕たちを先導してくれた先生、添乗員の方、現地のガイドの方、後押ししてくれた家族、共に事前学習から発表まで勉強してきた11人の仲間、本当にありがとうございました。この経験は一生の宝物です。
今までよりさらに海外に対する興味がわき、将来は世界を舞台にして活躍できるように努力します。
本当にありがとうございました。