US2015報告集_11

第3回海外学習のレポート 1年 S.S さんのレポート

参加者から提出された報告レポートです。個人名や写真の表現・配置等にオリジナルとは異なる点はご容赦ください。皆さんのレポートは下の略名をクリックして頂くとご覧いただけます。
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New York Washington,D.C.研修のまとめ ~1日目~

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入国審査では指紋がなかなか認識されないし、審査官の人も早口で焦りました。手荷物検査場でもベルトが金属探知機に引っ掛かり大きな男の人に検査されてかなり緊張しました。

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デトロイトに到着し空港内を散策、まず驚いたのは広い空港のために空港内にモノレールが走っていることです。現地での初めての会話はマクドナルドでした。飛行機の中とは違いほとんど聞き取れなくてとりあえず頷いていたら、大きな空のコップをお釣りと一緒に渡されて混乱しました。自分で好きな量だけつぐというシステムに驚き、アメリカに来たんだなと実感しました。
ワシントンD.C.のダレス空港を出るとアメリカらしいと言えばアメリカらしく、らしくないと言えばらしくない風景が広がっていました。

ウドバー・ハジーセンター

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スミソニアン博物館群の航空宇宙博物館別館であるウドバー・ハジーセンター。
着くとまず、その大きさに驚きました。とても広く全てを見ていたら1日では回り切れないのでガイドさんの解説のもと宇宙船やエノラゲイ、コンコルド、トムキャットなどの見どころを巡りました。日本に関わりのある飛行機のコーナーにいくと、着陸するための車輪がない特攻機があり複雑な気持ちになりました。また、爆撃機B-29エノラゲイは自分で思っていた大きさの何倍もあり驚きました。

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ホテルのレストランは17階でワシントンD.C.を一望でき今日行った場所や明日行く場所を見つけながら待っていました。ここではコース料理を頂きます。次に来たのはクラブケーキというカニ料理でかなり大きくずっしりとしていました。

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味は見た目から想像するよりもカニ感が強く濃かったのですが、ともおいしく私は難なく完食出来ました。大きさにも驚き自分はアメリカに来ているんだなと再び実感しました。
食べ終わる頃には窓からの景色は夜景になってきてとてもよい時間を過ごし事が出来ました。お店ではどんな買い物でも必ず店員さんとの会話があり最初はなかなか上手く話せなったのですが夜に水を買った時には耳もなれ少しの会話ができるようになっていました。

~2日目~

午前中はバスで移動ワシントンD.C.の名所を見学しました。

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アーリントン墓地

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元々はリー将軍の農園だったのだが、それを国に寄付してできた。アメリカの軍に所属している人のお墓がどこまでも規則正しく並んでいます。無名の戦没者を祀るお墓を守る歩兵は特別な訓練を受け21歩21秒で往復している。J.F.ケネディーとその家族のお墓もあります。自分の思っていた数の何倍もの数のお墓が信じられないくらい規則正しくならんでいて驚きました。歩兵の交代式も見られてよかったです。

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イースタンマーケット

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昼食を兼ね日曜日なので地元の人で賑わうイースタンマーケットを散策しました。マーケットには芸術品から生鮮食品まで様々な物がたくさんありました。肉や野菜の量は日本とは全く違ったパワフルさがありました。食事はヘルシー料理と書いた屋台で豆腐のBBQソース煮が入ったサンドイッチとレモネードを食べたのですが、ヘルシー料理なのに凄く重たく酸っぱくて辛くて濃かったので食べ終わるのに時間がかかりました。レモネードはサイズの選択などなく全て1Lボトルなので驚きました。サンドイッチは他のものにしておけばよかったと思いました。

国会議事堂

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ワシントンD.C.に来たらここに行かないと意味がないとまで言われている国会議事堂。大統領就任式を以前は表側で行っていたが裏側になり今は両方表と言われています。普段は真っ白なドームが見えるのに60年に一度の改修工事で見えなくて残念でした。また法律で国会議事堂の前をバスが通ってはいけないと定めてあることに驚きました。

航空宇宙博物館

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行く前はあまり興味がなかった航空宇宙なのに入るとすぐにアポロ13号があり楽しく興奮しっぱなしでした。ここに展示してある物は燃料さえ入れれば飛ぶことができる状態で展示してあります。
ロケットだと思って見ていた物が核ミサイルだよと言われて驚愕しました。
もともと興味のあった女性で大西洋を横断したアメリア・イアンハートの愛機も見られて嬉しかったです。

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航空宇宙博物館から地下鉄を使い夕食とショッピングのためペンタゴンショッピングモールに向かいます。運転はスピードの上げ下げが激しく手すりなしでは立ってはいられないほどでした。
ペンタゴンショッピングモールに着き15分くらい経つとほとんどのお店が閉まっていってしまいました。見ていたお店も追い出されてしまいました。それは日曜日だったかららしく日曜日は町全体が休みの日で6時に閉店ということなので急遽ユニオン駅に向かい食事をすることになりました。しかしユニオン駅も6時でほとんどの店が閉まっていました。

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ニュースなどで見たことある場所にいきワシントンD.C.を満喫できた1日でした。

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建物は接する道路の幅の3倍の高さより高い建物を建てては行けないという法律がありそのせいか空が開けていて、町も都会という感じではなくゆったりとしていて過ごしやすかったです。バスがなかったのは午後だけなのに足がパンパンだったので明日からは運動靴でいきます。

~3日目~

ワシントンD.C.最後の日です。

朝、早く起きてジムに行きました。すると昨日の夜より多くの人がいて日本との考え方の違いを感じました。

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朝食ではフレンチトーストが美味しくシロップをかけなくてもいい位甘いのにコーヒーサーバーのようなシステムのシロップがあったり、皮ごとのフルーツなどがあり楽しかったです。イチゴとヨーグルト、カップケーキが大きく品数が

自然史博物館

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今回の旅で私が一番行きたかった場所の一つです思っていた規模のはるか上をいっていて外観だけでも圧倒されます。世界一大きな象がエントランスで出迎えてくれて、広く天井の高いドームに各セクションの入り口が付いています。呪いのホープダイアモンドのセクションにはほかにも綺麗な宝石がたくさんあり写真を撮ろうとすると輝いてしまい上手く取れない程でした。動物のジオラマのセクションはまるで動物園にいるような気分になる程リアルに展示されていました。売店では本物のサソリがそのまま一匹入ったキャンディーや服などを買うことができ大満足でした。博物館というよりテーマパークにいるような感覚でテンションの高いまま歩き回っていました。

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この日は一日中歩いて回ったので、足がパンパンになった一日でした。博物館が本当に大きくて本当に楽しくて何日いても全然飽きないと思いました。予備として運動靴を持って行っていて本当によかったです。この日位からだんだんと英語に慣れてきて相手が何を伝えたいのかが分かるようになってきました。また、観光地だけでなくショッピングモールや地下鉄も体験できてワシントンD.C.最後の日として満喫出来ました。

~4日目~

ニューヨークに到着して空港を出ると気温2度ととても寒かったです。

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ワクワクしながらバスへ向かう途中に何の問題もなく装甲車が駐車してあり、怖いところに来たな、、、と思いました。ガイドさんと合流しまずはヤンキースタジアムに行きました。ガイドさんも驚く程渋滞がなくスムーズに到着し本物のヤンキースタジアムを目の当たりにしました。とても興奮しましたが興奮している間もなく次の目的地に移動、その途中でスラム街やアポロシアター、コロンバスサークルやタイムズスクエアなどを通りバスの中のテンションが最高潮でした。つい2,3時間前まで、ニューヨークよりワシントンD.C.の方がいいよね、と言っていたのが一変しニューヨーク最高となっていました。

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そうしている間に目的地に到着しました。本当はグランドセントラルステーションで昼食の予定でしたが時間の都合によりスーパーで買いそのあとのクルーズ船で食べることになりました。しかし、ここで私は調子に乗ってしまい珍しい物ばかり選んだら口に合わずほとんど食べることができませんでした。少し気分が悪くなりましたが甲板に上がって外を見るとブルックリン橋やマンハッタンが一望出来ました。ニューヨークに来たんだという実感も強くなり、悪い気分など吹き飛んでいきました。15分ほどすると自由の女神の前に着きました。あまり大きくないと思っていたのですが、実際はとても大きく緑でした。この時のクルーズ船はイエローキャブをモチーフにした黄色でした。

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次にグランドゼロに行きました。ここでは当時のビルの基礎やがれきなどがそのまま展示してあり本当にテロの痛ましさを学ぶことができました。館内では集団行動禁止らしく、注意されました。また観光客だけでなく現地の人も多く訪れていてテロに対する意識の高さを実感しました。ここにあるワンワールドトレードセンターにはのぼることができず残念でした。

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宿泊するホテルに到着し夕食まで休憩。ホテルはタイムズスクエアや5番街のすぐ近くで窓からはネオンの明かりが見えます。レトロな雰囲気で快適でした。Wi-Fiが有料だったので日本との連絡が取れませんでした。けれどそのおかげで集中してニューヨークを満喫出来ました。

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夕食は歩いてBENIHANAという日本風ステーキの店に行きました。ここは目の前でパフォーマンスをしながら焼いてくれるのですが、お客さんのノリに合わせて調子を上げていくので見ているのに集中しすぎずもっと大袈裟に盛り上がればよかったです。

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帰り道にコンビニエンスストアのようなところにより少しお買い物をしました。 ワックスでテカテカしているフルーツ、大きなチョコレートなど色々ありましたが中でも驚いたのが壁一面にかなり大きいケーキが並んで売られていたことです。こんなに需要があるのかと思いました。

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1日中興奮しっぱなしでホテルに戻ったらすぐに寝てしまいました。

 

 

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ニューヨークではみんな歩くスピードも速く信号も守らないほど時間を大切にしています。しかし、日本みたいにイライラしている人はいないという印象でした。また、地下鉄などに乗り分かったことで、せまい空間が好きではなく列に並んでいる時も間隔をしっかり確保していました。町は常にサイレンの音が鳴っていてイエローキャブのクラクションの音も止むことがありませんでした。地面から蒸気が出ていたり法律の都合で建物の改修工事をしている数もとても多かったです。昼でも夜でも変わらない騒がしさでした。路上アートがいたるところにあったことも印象的です。

~5日目~

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モーニングコールで起きホテルのカフェで朝食でした。パンケーキ、フレンチトースト、ベーコン&エッグから注文します。最初、注文の仕方が分からず焦りました。どれもボリュームたっぷりでしたが、もうこの時には量にも慣れ何の問題も感じなくサラッと食べきってしまっていました。ベーコンをソーセージに変更できたりホットチョコレートを注文できたりしてとても美味しかったです。

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地下鉄とバスを使い国際連合の本部に行きました。地下鉄はワシントンD.C.よりも穏やかでしたが手すりを離して立っていることは難しく、ホームにゴミがたくさんおちていて驚きました。また、駅名が番号であることにも驚きました。バスは蛇腹バスでした。国連はアメリカにありますがどこのくにでもありません。入国スタンプをパスポートに押してもらったり国連の郵便局から手紙を出したりしました。英語でのガイドツアーで総会などにいきましたが安保理には入れませんでした。お店では衣服機構の店員さんとおしゃべりすることができました。

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バスに乗り自然史博物館に行きました。ここはナイトミュージアムの博物館なので映画の世界そのものを想像して入ったら内装は全然ちがいました。館内を探し回ってダムダムを見つけることができてよかったです。
恐竜の化石のコーナーが充実していて迫力があり想像以上の大きさに驚きました。

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タイムズスクエアに行き夕食も含めた自由時間がありましたがミュージカルの時間があり45分しか取れなくシェイクシャックというハンバーガー店を断念しニューヨークにホットドッグを広めたネイションズというホットドッグ屋で食べました。びっくりする程の大きさで香ばしくとても美味しかったです。食べ終えると急いでショッピングに向かいました。時間がなく一軒しか入れずほとんど衝動買いでこの旅一番の買い物でした。けれど焦っているのも楽しかったです。

 

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ミュージカルは8時開演でライオンキングを見ました。とてもいい席ですごい迫力で開演前はウトウトしていましたが、始まったとたんに眠気も飛んで行きました。10歳くらいの子が出演していて驚きました。Let it goなどの曲が使われていたりしてとても面白かったですが、英語だったので他の観客が笑っているのに面白さが分からない部分が何回かあり理解できるようになってもう一度見に来たいと思いました。それと猿の長老が物凄く歌が上手でした。ミュージカルが終わりタイムズスクエアに戻り写真を撮りました。その時はタイムズスクエアに行くことがもうない予定だったので必死に目に焼き付けていました。

~6日目~

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午前はチェルシーマーケット、ハイライン、MoMAに行きました。

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チェルシーマーケットはとてもお洒落な雰囲気で若者がたくさんいました。そこのブラウニーの有名なお店で買い物をしました。ハイラインはもともと貨物運搬用の線路が走っていたところです。歩いていると途中で雨が降ってきてしまいました。

 

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昼食はロックフェラーセンターの地下でアメリカでの初ハンバーガーを食べました。1つで十分お腹がいっぱいになる大きさで油っぽいのが好きではないアメリカ人向けにガッツリと肉の味がして美味しかったです。

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午後はエントレピットに行く人と5番街に行く人の二つに分かれて散策でした。

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私は5番街に行きました。5番街は映画によく登場する高級ブランド街です。
ホームアローンに登場した世界一面白いおもちゃ屋と呼ばれるFAO.SCHWARZは本当に面白く一日中そこに居られると思いました。ティファニーの本店やポロの本店などがあったり聞いたことのある店が並んでいました。せっかく来たのだから何か買いたいと思い少し奮発してベルトを買ってきました。トランプタワー内のスターバックスで一番大きなサイズを頼んだらとんでもない大きさの物がきて二人でやっと飲み切ることが出来ました。

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合流してロックフェラーセンターのトップオブザロックからの夜景を見ました。

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目の前のエンパイアステートビルを筆頭に摩天楼を一望でき吸い込まれるようでした。
夜なのにとても明るく下の明るさでロックフェラーセンターの影が雲に映る程でした。
セントラルパークの部分だけ何の明かりもなく真っ暗になっていました。アメリカ最後の夜なのでみんな帰りたくない、戻るのいやだと言っていました。私もずっとここに居たいと本気で思いました。

 

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前日にあまり時間の取れなかったタイムズスクエアに夕食もかねて行くことになりました。1時間半と時間があったので断念したシェイクシャックに45分かけて並び食べることが出来ました。とても大きく重たいのにさっぱりと食べられてしまい地元の人がならんでまで食べにくるところは違うなと思いました。残った時間で入れていなかった店に入りショッピングを楽しみました。サングラスの店に入ったらDJがターンテーブルを回していて驚きました。

~7日目~

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いよいよ最後の日です。朝、セントラルパークに散歩に行きました。大都会のなかに自然と触れ合える場所があってとても落ち着きました。ダコタハウスやストロベリーフィールドに行くことができとてもよかったです。

空港に行き飛行機に行きあっという間に日本に戻ってきてしまいました。
日本食が恋しいとかホームシックとかは一切なくむしろホームシックの逆みたいで本当に充実した時間を過ごすことが出来ました。

入学前からぜひ参加させて頂きたいと思っていてそれが現実になった時に必ず意味のある体験にして今後に生かしていこうと決めて取り組んでいました。帰ってきて振り返ると今まで自分が体験したことのなかったことをたくさん経験でき、意味のある物にすることができたと思います。そしてこれからに繋げていきたいと思います。
このような体験をすることが出来たのも支援して下さった財団の方々、わがままや無理を言っても叶うよう手配し案内して下さった有馬さん、そして今回の旅に賛成し見送り出迎えまでしてくれた家族、その他にも様々な方の協力のおかげです。本当にありがとうございました。