日程別レポート 7月31日(2日目)その1
このページは参加生徒の分担による「一周年記念海外学習の記録」を元にしています。必ずしも日程毎にはなっていませんが、生徒達がたどった道筋の記録です。ご覧いただけますと幸いです。各項目のクリックで該当ページに移動します。間違い等は、お許しください。
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フォロロマーノ
昔の村。今は砂で覆われてしまっている。その理由は、2つある。1つは、自然現象である。ローマでは、普通に暮らしていてもベランダに砂がたまってしまうらしい。2つめは、イタリアが日本と同じような地震国であることが関係している。昔は地震で建物が崩れてしまうと、そこに土を持ってきて、崩れてしまった建物を埋めてしまう。それにより、フォロロマーノは、砂に覆われている。また、地震の度に土を持ってきて埋めてしまうため、フォロロマーノに人が住んでいる頃から7,8m地盤が上がったと言われている。ほとんどが崩れて残っていないものの、こうやって土台だけのこっているのもおもしろいと思った。また、地元の人らしき人たちは特にフォロロマーノに目を向けないのも面白いと思った。
コロッセオ
円形競技場。昔は、奴隷がライオンなどのローマでは見ることが出来なかった動物を狩る野獣狩りや、人と人が戦ったりしていた。コロッセオの特徴は3段のアーチと北側以外崩れていること。それは、まずアーチ状の建設は力が半減するため崩れにくい。また、それが3段になっているためほとんど残っている。しかし、先ほど書いたようにコロッセオの北側以外は崩れている。それは、ローマの気候や強い日光にある。ローマの強い日光と、朝と夕方との気温差により壁の石が膨張と縮小を繰り返す。それにより、壁がもろくなった。それに加え、地震が起き、もろくなってしまった壁が崩れてしまった。しかし、ほとんど残っていることに驚いた。グラディエイターの衣装を着て、観光客と写真を撮り、お金を貰うという商売をしていた人もいて、日本では絶対ありえないことだと思った
真実の口
ローマの休日でジョンが手を入れかまれるふりをしてアンを驚かせるシーンでおなじみの観光名所。そのため、いつもたくさんの人が並んでいる。また、映画の影響もあり、写真を撮る人たちは、みんな真実の口に手を入れている。隣には、バレンタインの元となったセント・バレンタインという司祭が祭られている教会がある。お願いをしながらろうそくに火をともすと、良い縁に恵まれるらしい。
トレビの泉
ローマに行ったときは、工事中だった。そのため、本来の様子は見ることが出来なかった。しかし、それでも、コインを投げ込めるようバスタブみたいなものがおいてあった。最初は、小さなお皿みたいなものがおいてあったらしいが、それが日に日に大きくなったらしい。また、投げるコインの数により意味が変わってくる。1枚で、ローマに戻れますように。2枚で恋が成就しますように。3枚で別れられますように。という意味になる。私は、デザイナーになって戻って来ることができるよう1枚にしたが、人によって願いは様々だった。工事中では、あったが観光客も多く、トレビの泉自体の存在感はあり、テレビで観た所が自分の目の前にあるので、感動した。また行く機会があれば、本来の様子を見てみたい。
スペイン広場
スペイン広場と言う名前は、近くにスペイン領事館があるため。トリニタ・デイ・モンティ階段、通称「スペイン階段」の上には、トリニタ・デイ・モンティ教会がある。スペイン階段と呼ばれる理由は、スペイン広場に接しているため。ローマの休日では、そのスペイン階段でアンがジェラートを食べているシーンがあるが、ごみの問題により飲食禁止になったという話は有名。スペイン階段を上がったところから見る景色は、とても綺麗だった。夕方の日光によって、下の景色がよりきれいになっていた。
ディナー
ローマでのディナーは、カンツォーネディナーだった。カンツォーネとは、イタリアの謡曲で、日本でいうと演歌みたいなもの。本格的なカンツォーネを間近で聞くことができ、1日目にして、イタリアの陽気さを体で感じることができた。知っている歌もあり、見ている人を巻き込んでパフォーマンスしていたため、楽しかった。また、料理もおいしくて、日本に比べると量が多いが全部食べることができた。
余談
日本の番傘のようなものが売られていたのが、気になり帰国した後調べたところ、観光客向けに売られているらしい。軽いためあまり荷物になりにくいことから観光客は買っているらしい。
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