第5回海外学習のレポート 1年 MUR さんのレポート
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スミソニアン博物館群とメトロポリタン美術館見学8日間の旅
~研修旅行に参加する理由~
身の回りがすべて英語という環境で自分の英語力を高めたいと思ったこと、また、私にとって今回が初めての海外旅行となるので、初めてだからこそ感じ取れる日本とアメリカの文化の違い、そして、それに触れて得たものを、今後の自分に活かしていきたいと思ったからです。
また、私は将来海外で食に関する仕事に就きたいと考えているので、早い段階で外国の料理を経験して自分の目で見て学びたいと思いました。
【博物館・美術館】
見たいと思っていた絵画をすこし紹介します。
~ワシントン・ナショナル・ギャラリー~
ラファエロ・サンティ アルバの聖母
左から、聖ヨハネ、幼児のキリスト、聖母の順で描かれていて、聖母の足元をよく見ると兵士用のサンダルを履いているそうです。足元に生えている草はすみれやタンポポで苦しみを表現しています。青色の服が印象的ですが、当時青色は金色よりも高価だったそうです。とても美しく惹かれるものがありました。
クロード・モネ 散歩、日傘をさす女
この絵は私がワシントンナショナルギャラリーで一番見たいと思っていた作品です。モネは日傘の女の絵を合計3枚描いていて、その中の最初の作品です。この作品にはモネの妻と子供がはっきりと描かれています。しかし、ほかの2枚は7年後に描かれるのですが、すでに妻が他界してしまったため顔がぼんやりとしか描かれていないものとなっています。
本当に見たいと思っていたのでとても感動しました。
アメリカの食事
~ワシントンDC~
初日の夕食はレストランで食べました。アメリカでは野菜をあまり食べられないと聞いていたのですが、サラダが出てきて安心しました。自家製のソースをかけて食べました。ですがやはり量が多く、切り方も大きくてすべてがアメリカサイズのような感じでした。野菜の味も日本と少し違っていてきゅうりはサイズが大きく皮のあたりが硬かったです。
サラダの後にはパンが出てきました。写真は撮り損ねたのですがパンの量も多く、その量にふさわしくないほどの量のバターも出てきて驚きました。
メインはクラブケーキ。カニの身を贅沢に使ったコロッケのようでした。こちらもソースが添えられてきたのですが、ソースいらないほど塩味がきいていましたが美味しかったです。付け合わせで独特な風味のするピラフもありました。ですがやはり量が多く食べきれませんでした。
食後にはチーズケーキが出ました。ベリーソースかチョコソースがかかった2種類があり、私はベリーソースの方をいただきました。甘くて独特な味のするソースでした。
~昼食、夕食について~
旅行中、昼食や夕食はほとんど外食だったのですが、やはりファストフード店は多く、ほとんどがハンバーガー屋といっても過言ではないほどでした。この旅行中に4回も食べていて自分でも驚きました。
SHAKESHACKというアメリカ生まれのハンバ―ガー屋
自由の女神のカフェのフリーダムバーガー
自然史博物館のカフェで
ニューヨークのお店で
アメリカの飲食店で食事して日本とは違う点がいろいろありました。ハンバーガー屋やスターバックスなどのお店に行きましたが、日本だと番号札などが渡されて、呼ばれて商品を受け取ることが多いと思うのですが、アメリカではレジで買い物をした際に名前を聞かれて、受け渡し口で名前を呼んで手渡すというスタイルでした。
私がマクドナルドに行ったときのことですが、飲み物を頼むとカップだけ渡されて自分で注ぐスタイルでとても驚きました。アメリカの人はそこらへんがアバウトなのかなと思いました。
このように飲み物を自分で注ぎます。ケチャップやマスタードなどもセルフサービスでした。
~ニューヨーク~
鶏肉をよく煮込んだスープが一番最初に出てきました。味は濃かったですがしっかりと鶏肉の味がして美味しかったです。スープの次にはパンが出てきました。少しハード系のパンでした。
ワシントンDCと同じような感じで量の多いサラダが出ました。きゅうりは大きくてにんじんはピーラーで削ったような感じで出てきて驚きました。ドレッシングは酸っぱかったです。
メインはステーキ。山盛りのフライドポテトもついてきました。お肉は本当に大きくて、みんな食べきれていませんでした。ですがどれも美味しかったです。
アメリカの食事をして思ったことは、量が本当に多くざっくりとしていてカロリーを気にしていないということです。
旅行中に完食できたものは本当に少なくて、残してしまってとても申し訳なかったのですがそれぐらい量が本当に多かったです。
となりの人と野菜の量が違ったり、山盛りのソースやバターやジャムが出てきたり、そんなところもアメリカっぽいなと思いました。
レストランではサラダは出てきましたが、ファストフード店やバイキングなどの外食ではサラダがなかったり、あっても山盛り過ぎてぜんぜん減らないということもありました。
ハンバーガーを食べたときには付け合わせはだいだいフライドポテトでしたし、バーガーの中には野菜が入っているのは少なく、ピクルスかオニオンフライしか入っていないというものがほとんどでした。
日本ではあまり経験できない食生活でしたがいい経験になりました。
~まとめ~
今回この研修旅行に参加して、大げさかもしれませんが自分の価値観が変わったような気がします。初めて日本の外に出てみたら今まで感じたことのないものがあって、日本は広いけれど狭いところにいたんだうなと思い、とにかく圧倒されました。ですが逆に、日本のおもてなしの心、環境の良さ、日本食の良さなど海外に来なければわからなかったこともたくさんありました。アメリカの人からしてみれば私たちが外国人という立場でしたが、とてもフレンドリーに話しかけてくれる人たちが多かったです。買い物をしたときのレジでは必ず会話をしますし、満員電車の中では「座りなさい」と座席のとなりを空けてくれた方もいました。自分のたどたどしい英語でも通じたときは嬉しかったですし、スムーズに会話ができたときは感動しました。もっと英語が使えるようになりたいと強く思いました。
こんな素晴らしい経験が学生のあいだにできて、本当に恵まれているなと思いました。今回応募しなかった方も、参加できなかった方にも、ぜひ応募してもらいたいです。本当に自分の何かが変わるはずです。本当にいい経験ができたと心から思えます!これから、もっともっと英語を勉強してまた必ず行こうと決めました。
~最後に~
この研修旅行に行く機会を与えてくださった財団の方々、入念な計画を立ててくださった近畿日本ツーリストの方々、事前学習を手伝ってくださった先生方、現地ガイドの方々、添乗員の牧瀬さん、杉本先生、サポートしてくれた家族や親戚のみなさん、本当にありがとうございました。