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パリ市内見学の2ページ目 "ナポレオンの墓所"のページです。

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 ドーム状の建物がナポレオンの墓所で、後方に教会が設けられています。
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 チケット売り場の建物(左)。パスポート提示で学生割引が適用されるとのことですが、持ち歩くにはリスクがあり………。奥の方が「軍事博物館」の建物です。
 
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 ナポレオンの石棺は、当初の棺を模したマホガニー色の大理石製の立派なものです。中の遺体に関する疑義の正否はともかく、キリスト教における遺体に対する考え方、フランス人のナポレオンに寄せる思いがしっかりと表されています。 
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 ドーム内の墓所をかざるステンドグラス。ストーリー性のある絵画群ではなく、どちらかと言えばシンプル。
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 棺の周囲に立つ女神像。
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 戦争(軍事)博物館は主に3つのパートに分かれています。1つ目は第二次世界大戦まで、2つ目は中世の鎧を中心としたコレクション、3つ目は別建物で近世中心のコレクションです。
 軍事博物館をどのように見るかは意見の分かれる所です。しかし、それは見る人それぞれの考えで良いのではないかと思います。フランスの考えは、武器などの展示物に先立って掲げられている何枚かの絵画が明示していると思います。そこには、これまでフランスがたどってきた道筋を示すと共に、これからたどるであろう道筋において必要となる国民の覚悟を求めているのではと思えてなりません。


 展示物の質・量共に驚くべきものがあります。軍服のコレクションは、徹底して収集されており、使用されていたとしても、使い古した感はありません。このあたりにも、フランスの考えが見える気がします。
 中世の甲冑を始めとする武具のコレクションは、何百年の年月を感じさせない位に磨き込まれています。とにかく、錆がありません。刀剣類も同様です。
 別棟にある近世のコーナーの展示も半端ではありません。何百ものサーベルや銃が整然とショーケースに入れて展示してあり、行けども行けども尽きません。どうしてこんな展示をするのかと聞きたくなる程です。まぁ、聞いたとしても、「歴史上の事実だ」と言われるの関の山でしょう。
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 いずれにしても、写真に撮って伝えるより、ご自分で行かれることをお奨めしたいので、記録写真はほとんど撮影してありません。
 ちなみに今年は、第一次世界大戦から100年の節目の年です。




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