ヴェネツィアへ "車窓からのポー川流域"の3ページ目です。
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ポー川流域ということで期待していた「水田」は確認できませんでした。イタリアの場合、種籾を機械でばらまく直播き栽培ですから、見た目が全く違っており、見落としている可能性も高いです。
ポー川流域の車窓風景は、広い畑に所々のポプラ並木、そして時々現れるゾワゾワっとした木々の列、この繰り返しと言って良いでしょう。このゾワゾワっとした木々の列が見えてくると、高速道路が若干ですが上り坂になり、通り過ぎると下り坂になります。川は木々の間を流れています。
フェラーラ近くのオートグリル(サービスエリア)で休憩です。トイレタイム兼お買い物タイムです。実際の所、ドライバーさんの休憩タイムでもあります。
このオートグリルは規模が大きく、スーパーとも違う品揃えでした。チョコレートを始め、山積みのお土産品は種類も量も豊富で、特にパスタのコーナーが充実しており、大人買いの衝動買いをしたくなる魅力がありました。また、まとめ買いのディスカウントや投げ売りコーナーなど日本のスーパーと共通する部分もあり、楽しめるお店でした。
高速道路(A13)はポー川の河口から50kmあたりを渡っています。木曽川の近くで育った身には、川幅はさほど広く感じませんが、水量は多く、勾配で流れる川ではなく、水量で押し流す川と思います。時期的には、増水期とも思えませんが、水は微粒子で濁っており、白濁した緑色をしています。
人手の入っている小さな川には、岸付近の木々はなく、堤防沿いの農地や家々の屋根がよく見えます。
パドヴァの手前から徐々に天候が悪化して、どうも雷雲の中に突入したようです。非常に激しく降ったかと思うと、晴れ間が出てくるを繰り返します。
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