ルーブル美術館見学の最初のページです。
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設置時は物議を醸したピラミッドも現在は馴染んできたようです。
エントランスの上はピラミッドで、明かり取りだけでなく、圧迫感のない空間を作りだすのに絶大な効果をもたらしていると感じました。単に写真のピラミッドだけでは分からないことでした。
ルーブル美術館の内部は観光客で溢れかえっており、本日も音声ガイドが頼りです。まず、ルーブル宮殿の歴史からスタートです。観光客の殆んど来ない砦時代の城壁遺構は綺麗に保存されており、各々の石に石工たちのマークが彫られている辺りは、日本の城の石垣に残されている大名の家紋を彷彿させるものがあります。ただ、説明では石工個々が掘っているとのことでしたが、石材のサイズから人一人で扱えるものではないので、技能集団ごとのマークといった所でしょう。
石材の組み方は、奥行きがそれ程でもなく、見えるサイズの3倍以上の奥行を持つ石からなる日本の城壁とは異なる思想、セメント材による固定が考えられます。また、水抜きの発想はあると思われますが、遺跡を見る限りガチガチに固めてあり、小割りの石はみえません。柔らかく加工の容易な石灰岩と細工の難しいみかげ石との差もあるでしょう。
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