US2019報告集_日程8

 第7回海外学習のレポート 3月25日後半分 1年MNSさんのレポート 

 参加者から提出された報告レポートです。個人名や写真の表現・配置等にオリジナルとは異なる点はご容赦ください。皆さんのレポートは下の日付をクリックして頂くとご覧いただけます。

3月21日分  3月22日分  3月23日分 続き   3月24日分 続き 
3月25日分 続き  3月26日分  26~28日   個人別レポートへ    Homeへ 

スミソニアン博物館群とメトロポリタン美術館見学8日間の旅

3月25日(月) 5日目後半 

US2019_D5P_1.jpg

”セントラルパーク
他の地域にはド”ッグランなどペットを離して遊ばせる施設がありますがこのセントラルパークにはないため午前九時までなら暗黙の了解で離しての散歩やボールなどで遊ぶことが可能です。これは完全に日本にはない文化なので最初見かけた時は凄く驚きました。私もトイプードルを飼っているのですが飼い主の目線からいうと他の人や犬などが自由にいる中での放し飼いはもし何か自分の犬が刺激されるようなことがあって道路などに飛び出してしまったらどうしようと不安な気持ちになりました。でもペットの自由などを考えるといい事だなと思いました。日本でもドッグランやこの公園などのようにペットを自由に遊ばせられる施設が増えればいいなと思いました。

 

US2019_D5P_2.jpg

メトロポリタン美術館
とにかく広くて、展示品も豪華で数も多かったです。全部しっかりと勉強しながら見ようと思ったら軽く1週間はかかるなと感じました。その中で1番私が気に入った場所は「楽器」の展示です。私自身中学時代、吹奏楽部に所属し、クラリネットを担当していました。
右の写真が初期のクラリネットです。左側のは木で出来ているというのが一目で分かりますが、右側はコーティングされています。左のものは現代のクラリネットと比べキーが少ないため音域も狭かったと思われます。クラリネットは吹奏楽の中では1番音域が広く、4オクターブほど出ます。また左はリードが糸で固定されていて短いながらも演奏していた身からするととても不安定でリードミスの原因になりそうだなと感じました。それに比較すると右にあるクラリネットはキーも増え、糸ではなくリガチャーでリードが締めてありずいぶん今の形に近づいたと思いました。
こうやって一気に楽器の移り変わりを見られるとだんだん優れた形に進化していっていて最初から完成なんてことはないと思いました。これは何事にも繋がるなと思いました。

最後に

今回はこのような素晴らしい研修を用意して下さりありがとうございました。私達はこの8日間で色々な事を学びました。博物館や美術館、自由の女神、ブロードウェイなど本場でしか味わえない本物に触れてきました。正直なところ絵画などの説明が書かれているプレートは全て英語で理解することは難しく、ガイドさんが説明してくれたことしか知識として学べませんでした。でも本物を見るという意味、は分かりました。日本での事前学習で見た絵画を実際に目の前にした時何とも言えない感動を覚えました。また思っている以上に大きかったり、小さかったり、絵の印象が明るかったり暗かったり、また油絵などでは絵の盛り上がりが分かったりと絶対に写真からは分からないことが沢山分かりました。本当に貴重な経験と感じさせられました。この経験をこれからの進路や学習に役立てることはもちろんですが家族、学校の友達、もうすぐ入学してくる後輩など沢山の人と共有していきたいと思います。そしてここまでの準備を手伝ってくれた家族、財団の皆さん、冨田さん、牧瀬さん、渡辺先生、他にも沢山いると思いますがその方々のおかげで無事に全員帰国することができました。本当にありがとうございました。