ITF2014速報_5_1

フィレンツェ市内散策 ”ベッキオ橋”のページです。

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ベッキオ橋
橋横の岸辺からのアルノ川

ジョットの鐘楼と洗礼堂の見学を終えたところからグループ毎の自由散策です。与えられた課題の一つは昼食を済ますことです。レストランのランチは高額で何より時間がかかるため、事前にお手頃なお店のレクチャーはされています。
フィレンツェの景観で見落とせないのが、橋の上に宝石店が並ぶベッキオ橋、ポンテ・ベッキオです。上右の写真でお分かりのように天候が悪化してきています。同じような地形が続く地域では、地形の微妙な違いと地表温度の上昇で部分的に上昇気流が発生しやすく、このことが場所によって天気がばらばらという夏のイタリア北部の天候の要因と思います。もっとも最近の日本でもスケールを小さくした局所的な雷雨・豪雨が頻発しています。
各所で上昇気流が発生するということは、グライダーによる遠距離の飛行、上昇気流を捕まえては高度を稼ぎ、滑空してはまた上昇気流を捕まえてを繰り返すことが容易になります。実際、ヨーロッパのスポーツの一ジャンルとして存在し、活発に活動が行われています。
橋上の様子 橋上の宝石店

お店のショーケース お休み中の店もあります

橋の上の宝石店のショーケースは伝統を感じさせる造りで、商品が金色に輝いて見える強めの照明で目映いばかりです。観光地の宝石店という性質もあり、並んでいる商品のお値段はちょっと奮発しちゃったかなという辺りのような気がします。まあ、高額な商品は奥にしまってあるとは思いますが…。
蝶番のデザイン 蝶番と鍵穴

ライトアップされたショーケースとは異なり、店の造りは今時このスタイルかと思わせるもので、ショーケースの覆い(雨戸に相当)には古典的なデザインと細工を施した蝶板が付いていました。
屋根や壁はかなり痛んでいます こちらも痛んでいます

橋上の宝石店は、ガラスのショーケースや目映い照明など新しいものが採り入れられていますが、建物自体は歴史があり、「痛んでいるな」というのが素直な感想です。
巨大マカロニのランチ お土産を手に手に

教員組は、シニョーリア広場のテラスでパスタランチです。パンが付いて来ましたが、しっとり・もちっとした食感とは別世界の食べ物でした。店員さんからは、イカ(烏賊)のたっぷり入ったサラダを勧められましたが、今回はパスしました。
生徒たちはグループ毎に昼食を済ませ、集合場所に戻ってきましたので、ヴェネツィアに向けて出発するため、ホテルに戻ります。

 

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