一般財団法人 瑞陵高校助成基金は、瑞陵生の学びを深めるための支援を行っています。

US2017報告集_個人5

第5回海外学習助成事業の報告集 1年 SAE さんのレポート

 参加者から提出された報告レポートです。個人名や写真の表現・配置等にオリジナルとは異なる点はご容赦ください。皆さんのレポートは下の略名をクリックして頂くとご覧いただけます。
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スミソニアン博物館群とメトロポリタン美術館見学8日間の旅

はじめに

 わたしは、3月18日から25日までの8日間アメリカ合衆国のワシントンD.C.とニューヨークに研修に行ってきました。たくさんの貴重な体験をさせていただき、たいへん光栄におもっています。機会がなければ、一生目にすることができないようなものを多く見て、肌で感じることができました。そしてなにより、全員無事で帰って来られたことに、とても安心しています。

ゴッホの自画像

旅行参加の目的

 今回の旅行参加の目的は、今まで何事もなく、普遍的な人生を送ってきた自分に刺激を与え、将来の仕事について考えることです。わたしは、これまで具体的に将来やりたいことを考えたことがなく、高校に入学するにあたってふと考えてみると、思い当たることがありませんでした。そこで、瑞陵高校がこの事業を行っていると知り、海外に行けば何か見つかるのでは、と思ったので参加を希望しました。
 そして、この旅行で学びたいことは、日本という小さな範囲から広げた世界という範囲での、社会や人々の状況です。また、日本で学び、聴く英語はアメリカで聴く英語とはきっと違うものだと思うので、語学の面でも学びたいと思っていました。

見学の重点

 8日間では、美術に興味があるので、美術館に重点を置いて見学しました。とくに、メトロポリタン美術館とナショナル・ギャラリー・オブ・アートでは、大きなインパクトを受けました。

日傘をさす女
じょうろを持つ少女

 美術館に展示されていた素晴らしい作品の数々は、近くで見たときと遠くで見たときとで全然違っていました。このように、自分の目で本物を見られたことを、誇りに思います。どれも、日本では見られないものですが、研修に行く前から見たいと思っていた、ゴッホ、ルノワール、モネの作品を見られたことに、一番感動しました。
 この3人の作品は、テレビやインターネットで見て好きになったのですが、一生見られないと思っていたので、生で見て、自分の目の前で作品を捉えたときは、とてもうれしかったです。筆のタッチ、細かい色使いも見えるくらいまで、近くによることができました。

オペラ座の怪人

 日本に帰った後にテレビ番組などでこれらの作品を見たとき、わたしは本当に本物を見たんだと実感しました。本物は、テレビで見るものとは全然違っていて、思ったより複雑な色使いのものが多かったです。また、リアルな筆の感じまで見られるので、割とでこぼこしていたし、影のところと日が当たっているところの筆の使い方が全然違っていました。それも、ちゃんと生きていた人間が描いた絵だということが実感できて、とても感動しました。
 一生見られないかもしれないので、この経験を無駄にしないように、感じたことをしっかり心にとめておきたいです。

 また、本場のミュージカルも貴重な体験なので、しっかり見学しておきました。わたしたちが見たミュージカルは、「オペラ座の怪人」です。ミュージカル自体見ることが初めてだったのに、最初から英語のミュージカルだなんて少し不安でしたが、事前に予習しておけばなんとなく話が分かったので、十分楽しむことができました。
とても感動して涙が出るほどだったので、また見たいと思いました。

ウィリアムズバーグのベーグル・スミス

 また、ウィリアムズバーグやタイムズスクエアの景色も今後にいかせると思いました。ウィリアムズバーグでは、家や住民の人々をよく観察して、目に焼き付けておきました。どの家、お店からも、今アメリカにいるということが感じられました。

学んだこと

 今回の旅行で、今まで感じたことのないような感情を抱き、多くを学びました。私のもともとの目的は、社会や人々の様子を見て学ぶことだったので、人々や景色をしっかりと観察して、日本との違いを感じました。そして、自分の暮らしている日本がほんとにせまい場所だということがわかりました。また、日本で聴く英語とアメリカで聴く英語とではぜんぜん違っていることもわかりました。自分の英語は、本場でもなんとか通じることができました。
 そして、この研修をとおして、大学では海外のことを学びたいと思いました。語学に限らず、広い範囲で海外のことを学びたいです。また、これからたくさん海外に行ってみたいと思いました。そして、そこで感じたことや学んだ知識や生活の経験がいかせる仕事につきたいです。

今後に向けて

 研修では、簡単には見られないようなものがたくさん見られました。だから、このすべての経験が無駄にならないようにしたいです。そして、今学校で習っている英語も、ただ言われたことを覚えるのではなく、本場の海外で通じるように学習していきたいです。また、海外にいくという経験は自分を成長させるものでした。少しだけ、成長できたような気がしています。

 最後に、今回の研修を企画してくださった財団の皆様、引率してくださった先生、添乗員さん、ガイドさん、ほんとうにありがとうございました。