一般財団法人 瑞陵高校助成基金は、瑞陵生の学びを深めるための支援を行っています。

ITF2014報告集05

設立一周年記念海外学習事業の報告集  2年K.Iさんのレポート

 参加者から提出された報告レポートをWeb用に編集しました。皆さんのレポートは下記の略名をクリックして頂くとご覧いただけます。
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 3年K.Aさん  3年K.Nさん  3年Y.Aさん  2年Y.Jさん  日程別レポート

~研修旅行の参加目的~

 私は将来イタリアンの料理人になりたいと思っています。そのためにも、本場のイタリア料理や、フランス料理などを食べて、見て、感じて、専門学校を出た後、イタリアに留学するときの具体的なビジョンを作りたいと思い参加しました。

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~イタリア・フランスの食事様式~

 このレポートでは、食事についてまとめたいと思います。食事の様式としては、最初に前菜が出て、次に、第一のお皿、パスタが出ます。次がメインです。そして最後にデザートが出ます。ひと皿づつ出てくる場合と、大皿から盛り付けてもらう方法があります。
前菜のほとんどが生野菜のサラダです。材料は、レタス、トマトの二つは必ず入っており、さらに、みずな、オリーブなどが入っているときもありました。イタリアでは日本のようなドレッシングはなく、オリーブオイルとワインビネガー、塩で食べることが当たり前でした。フランスではシーザーサラダが出てきました。

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 第一のお皿のパスタは、トマトベース、イオルベース、クリームベースがあります。今回は、トマトベースと、オイルベースが多かったです。これは聞いた話ですが、クリームベースのパスタは、イタリアよりも日本の方がおいしいそうです。特に、カルボナーラは日本のものの方が断然おいしいそうです。また、パスタを食べるときに、フォークとスプーンで食べる日本人が多いですが、実際にはスプーンを使うのは、子供だけで、大人はフォークだけで、音を立てずに食べるのがマナーです。さらに、ピザを注文すると、ナイフとフォークが出てきます。一度それで食べてみるのもいいと思います。
メイン料理は、ほとんどが、肉か魚でした。初めは、ナイフとフォークがうまく使えなくて、時間もかかってましたがパリに着くころには随分上達した気がします。肉用、魚用でナイフの形状も違い、またお店にとっても違い、いろいろな発見ができたと思います。メインには、たいてい添え物があります。多かったのはジャガイモです。揚げてあったり、マッシュポテトになっていたりと、調理法は様々でしたが、メインプラス添え物でおなかがいっぱいになるくらいありました。
最後にデザートです。夏で暑かったのでジェラートが多かったです。定番のバニラやチョコだけでなく、レモンや、ティラミスなどたくさんの種類がありました。またパリでは、クレープをナイフとフォークで食べました。また、朝食でリンゴやオレンジが、丸々一個置いてあり、フルーツは美味しかったです。あるホテルには、オレンジを丸ごと一個入れると、オレンジジュースになって出てくる機械があり、しぼりたてはとてもおいしかったです。

ローマ

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 ローマでの夕食です。前菜は生ハムのサラダ(オリーブオイルと、ワインビネガーで食べます。)、第一のお皿はサーモンのクリームパスタ(リボン型のパスタ・ファルファーレ)、メインはチキンのソテー、デザートはティラミスでした。
 ここのレストランは、カンツォーネレストランと言い、昔の曲などをオペラ歌手の方が歌っているのを聞きながら食事をとることが出来ます。司会の方は、日本語もうまく、最後には一緒に参加できる曲もありとても楽しかったです。
 また、ピザは日本にもあるマルゲリータだけでなく、トマトと、オリーブだけで出来たシンプルなピザが多かったです。日本のピザのようにいろいろな具が乗っているピザは、余りありませんでした。パスタはスパゲッティ、フィットチーネ(平打ち麺)、ラビオリ(平たいパスタの中にチーズなどを挟んだもの)などを食べました。
 

フィレンツェ

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 この日の夕食は、前菜サラダ、第一のお皿ラビオリ、メインTボーンステーキ、デザートケーキでした。第一のお皿のラビオリとは、平たくしたパスタに、チーズや野菜などの具をのせ、もう一枚パスタをがぶせてとじた、日本でいう餃子のような食べ物です。形は正方形で、周りがギザギザしているのが特徴です。今回の中身は、チーズとほうれん草でした。お肉が入っていることもあります。
 メインのTボーンステーキは、ロース肉とヒレ肉が同時に食べられるお肉です。間にTの字で骨が入っていることからこう呼ばれています。中がレアになっていて、最初は少しいやだなと思いましたが、食べて見ると、柔らかくて、とてもおいしかったです。なぜレアの状態で食べるのかというと、中まで火が通るように焼くと肉が固くなってしまい、おいしくなくなってしまうそうです。味付けは、シンプルに塩・コショウで、さらにレモンをたっぷりかけて食べることで、さっぱりして、とても食べやすかったです。
 デザートは、日本のケーキとは違い、バタークリームでとてもおいしかったです。

ヴェネツィア

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 この日の昼食は、第一のお皿がイカスミのパスタ、メインがシーフード、デザートがソフトクリームです。第一のお皿のイカ墨のパスタは、生臭さもなく、トマトベースでおいしかったです。ただ、一口食べただけで、唇も歯も真っ黒になってしまいました。少し海の香りもして、普通のトマトのパスタとはまた違い、初体験の味でした。
 メインのシーフードは、以下とエビが串に刺さって出てきて、塩とバジルで軽く味付けがされていました。そこにさらにレモンを掛けることで、生臭さが軽減されておいしかったです。イカが大きくて、とても食べごたえがありました。地中海が近くにあるので新鮮でおいしいシーフードが手に入り、レモンもおいしいんじゃないかと思います。
 

ミラノ

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 この日の夕食は、第一のお皿リゾット、メインはミラノ風カツレツ、デザートがカスタードプティングです。第一のお皿のリゾットは、サフランの入った、ミラノ特有のリゾットです。チーズの風味がとてもよくて、お米のつぶつぶした感じがおいしかったです。
 メインのミラノ風カツレツは、Tボーンステーキの時と同じ牛肉なのに、薄く延ばすことによって食べやすく、見た目のダイナミックでした。下味がしっかりついていたので、何もかけるなくてもおいしかったです。これにもレモンをかけて食べました。普通に食べるのと、レモンをかけるのでは、レモンのさわやかさが加わって、おいしかったです。
 デザートのカスタードプティングは、日本のとほとんど変わりはないですが、日本の、なめらかプリンというよりは、給食で出た少し固めの卵プリンみたいな感じでした。
 

パリ

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 この日の夕食は、前菜にサラダ、メインがムール貝・フライドポテト、デザートワッフルでした。メインのムール貝は、アサリみたいな味が指定惜しかったです。初めの一個をフォークで食べて、その後からは、ムール貝の殻を使って食べるのが、地元の食べ方で食べました。残ったスープに、パンやフライドポテトをつけて食べるのもおいしかったです。ただたくさんあったので、全部食べきれませんでした。
 デザートのワッフルは、外がカリカリで中がふわふわでとてもおいしかったです。またこの日のお昼に、エスカルゴを食べました。味付けは、オリーブオイルとバジルで、残ったソースにパンをつけて食べるととってもおいしかったです。

~まとめ~

 5つの都市を回って、その都市によって食材も味付けも違い、それぞれのいいところが判り、とても勉強になりました。また、たくさんの美術品を見ることで、美術の歴史や、その作品が出来た経緯など、ガイドさんの分かりやすい説明のおかげで、楽しく勉強することが出来ました。
 この経験をもとに、クラス企画の、調べ学習に生かしていきたいです。