一般財団法人 瑞陵高校助成基金は、瑞陵生の学びを深めるための支援を行っています。

ITF2014報告集

設立一周年記念海外学習事業の報告集 日程別レポート

 参加者から提出された報告レポートをWeb用に編集しました。皆さんのレポートは下記の略名をクリックして頂くとご覧いただけます。
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7月30日 <出国~ローマまで>

 この日は出発日で、中部国際空港での集合時間が8時でした。僕は5時に起きて支度し、母と6時半くらいの電車に乗って向かいました。今まで12日間も旅行したことがなかったので、スーツケースがとても大きくて重く感じたのを覚えています。空港の駅に近づくにつれて見かける外国人も多くなっていき、楽しみな気持ちと緊張感が高まっていきました。
 駅に着いたのが7時52分で、少し急いで集合場所に向かいました。集合場所には旅行会社の加藤さんと添乗員の有馬さんがいました。まず最初にスーツケースを預けるためチェックインカウンターへ行きました。そこには既に長蛇の列ができていて、その列の中に12日間一緒に旅する人たちの顔もちらほら見えました。預かり荷物の重量制限は23キログラムで、帰りも同じなのでお土産を持ち帰ることを考えておかなければなりません。ちなみに僕はこのとき17キロくらいでした。

結団式後の記念撮影

 スーツケースを預けた後、特別待合室で結団式がありますが少し時間があったので僕は空港内の近くの銀行へ両替に行きました。ユーロ紙幣は5~500ユーロまでありますが、係りの人が大きい数字のものは使いづらいと教えてくださったので、10、20、50ユーロ札で全て両替しました。12日間使うお金を全て両替したので盗まれたりしないか結構心配でした。そして結団式の会場へ向かいました。
 決団式では財団理事長である三木さんのお話と、財団設立者である熊澤さんのこの事業に対する思いと願いを聞きました。その次に加藤さんと添乗員の有馬さんから諸注意を聞き、この旅で使うイヤホンガイドを受け取りました。その後国際線出発口へ移動して、そこで保護者や財団の方たちとはお別れです。
 手荷物検査と出国審査を終えて、免税店の並ぶ出発ロビーに行きました。そこで少しフリータイムがあったので、色んな店を見たり機内に持ち込む飲み物を買ったりして出発ゲート前に集合しました。

機内食

 僕たちが乗った飛行機は10時30分発のフィンランド航空のAY080で、フィンランドのヘルシンキ空港を経由してローマへ向かいます。僕は飛行機に乗るのは初めてではありませんでしたが、久しぶりだったのでいよいよ出発するんだなあとわくわくしていました。
 座席は窓側にそれぞれ二席、真ん中に四席あって、生徒は男子4人女子12人の16人なので真ん中の四席を四列とって固まっていました。男子は4人並んでいて、ここで初めてまともに4人で会話しました。離陸するときは機体はゴゴゴゴと大きな音を立て、体に少し圧力を感じました。
 離陸してから30分くらい経つとシートベルト着用サインが消えて機内食が出てきました。チキンとフィッシュから選べて僕はチキンを選びました。日本で積んだものだったのでそばや抹茶プリンがありました。味は正直美味しくも不味くもないといった感じでした。
 機内はエンターテイメントが充実していて、座席ごとにディスプレイがあり、ゲームをしたり映画を観たりできました。ヘルシンキに着くのは現地時間の14時40分で日本との時差は-6時間です。到着までの約10時間、周りには一般の方もいるので本を読んだりして静かに過ごしました。

ヘルシンキ空港にて

 ヘルシンキ空港に着くと、飛行機を降りてすぐバスで飛行場を移動しました。天気はとても晴れていて、そして涼しかったです。ここでもフリータイムが少しありました。売店を見ていると、ムーミングッズが大量に並んでいました。不思議に思って調べてみると、ムーミンを作った作家さんはフィンランド人で、フィンランドには「ムーミンワールド」というテーマパークまであるそうです。この日の夕食は自由だったので、サンドウィッチと水を購入しました。
 その後出発ゲート前に集合したのですが、16時20分発の便が少し遅れて16時45分発になっていました。イタリアのフィウミチーノ空港に着いたのは夜の7時過ぎでした。ローマはヘルシンキと-1時間時差があるため、飛行機には3時間以上乗ったことになります。

ローマ空港のディスプレイ

 飛行機を降りて、やっとローマに着いた!と思ったらこの空港はまだローマ市外でした。全員揃ったのを確認したら預かり荷物を受け取りに行きました。荷物の扱いは結構雑で、僕のスーツケースは角がへこんでいました。ケースのベルトが無くなった人などもいましたが、開け閉めに影響しない程度のキズやベルトの紛失などは保障してもらえないそうです。
 そして僕たちはバスに乗ってホテルに向かいました。バスに乗っていて気がついたことは、道路が右側通行ということと、夜の七時半でも日が落ちてないということです。ヨーロッパの地域は、サマータイムの影響で日没が9時近くにもなるそうです。窓から景色を眺めていると、首都であるローマの隣の市であるのに建物がとても少なく感じました。

共和国広場

 しかし、昔の城壁を越えてローマ市内に入ると景色は一変して、背の高い西洋風の建物がずらりと並んでいました。この時、テレビでしか見たことのないような美しい街並みが実際に自分の目で見ることができてとても感動しました。
 ホテルは街の中心部にあって、到着したときには8時を過ぎていました。中に入ってロビーで諸注意や明日の連絡を聞き、部屋のカードキーを受け取ったあと、エレベーターに乗ると0階のボタンがありました。ヨーロッパでは地面と繋がっている階を0階としているそうです。つまり、日本での1階2階3階はヨーロッパでは0階1階2階となります。そして閉めるボタンがありません。場所によってあったり無かったりするそうですが、無い場合は階のボタンを押すと勝手に扉が閉まって動き出します。

ホテルの部屋

 部屋は思っていたよりも綺麗で広かったです。日本とは違ってお風呂と洗面台とトイレが同じ室内にありました。お風呂はバスタブとシャワーのみで、日本のように体を洗ったりする場所が無くすべてバスタブで済ませなくてはなりませんでした。また、一人がお風呂や洗面台を使っているときにもう一人がトイレを使えないなど、慣れない部分があって少し不便に感じました。
 一応夕食としてヘルシンキ空港で購入したサンドウィッチを食べましたが、想像していた味と全く違って驚きました。この日は長時間の移動で疲れ、翌日の朝も早いためすぐ寝ました。





  続きは、日程別 7月30日分(その1)をご覧ください。    : ↑このページのトップへ  /  財団のトップページへ